医療者さま配布用冊子『Voices from Sarcoma Patients and Families(87人の視点からみるサルコーマの景色)』が完成しました。
肉腫、希少がん、がん医療に関わるすべての皆さま(医師や研究者の先生、製薬企業の皆さま、看護師さん、薬剤師さん、検査技師さん、がん相談支援センターの方、精神腫瘍科の先生や心理士さん、ゲノム医療に関わっている皆さま、緩和ケアやアピアランスケアに関わる皆さま、がんの啓発活動や情報発信をしていらっしゃる皆さま、患者団体の皆さま、医療の制度などを決定する行政の皆さまなど)にお送りいたします。冊子をご希望の方は、メールにて、「ご所属」「お送り先住所」「電話番号」「お宛名」等をお知らせください。
メールアドレス:yoshizakiyukie(a)gmail.com (a)をアットマークに変換してお送りください。※治療スケジュールの関係で、返信に少々お時間いただくことがございます。ご了承くださいませ。
医療者さま以外の方・患者さまへの配布は現在未定です。お渡しできる機会がありましたらお知らせいたします。よろしくお願い致します。

◆内容紹介◆
87名の肉腫当事者の皆さまにご協力頂いたアンケート冊子です。医療者の皆さまに読んで頂きたく、つくりました。
〇参加者:87名(患者ご本人71名、ご家族9名、ご遺族7名)
〇アンケート質問数:約60問(ただし、該当する質問のみご回答いただきました)
〇アンケート質問内容:告知、肉腫情報探し、ふだんの診察、きびしい話の診察、先生の説明が分からなかった経験、通院、検査、入院、手術、放射線治療、化学療法、がんゲノム医療、妊孕性、治療中の暮らし、治療のお金、ふだんのお薬、リハビリ、周囲の理解、セカオピ、地域による医療の差、病院間の連携、オンライン診察、がん相談支援センター、アピアランスケア、緩和ケア、精神腫瘍科、完治をめざす治療ができなくなったときの診察、QoLを保つための減量手術、腫瘍との共存についての考え方、新たな治療の研究開発、臨床試験や治験、ドラッグ・ロスやドラッグ・ラグ、医療機関の情報発信、患者会やその他コミュニティ、肉腫・希少がんのイベントや学術集会、「こういうのがあればいいのに」、自由欄メッセージ

◆肉腫について・冊子をつくった背景◆
肉腫(英語:サルコーマ)は、骨や軟部組織(脂肪、筋肉、神経など)にできる悪性腫瘍の総称です。肉腫について詳細はこちらのページをご覧ください。
全身いろんなところに発生しうる腫瘍で、細かなサブタイプも合わせると100種類以上もあるため、診断も治療もなかなか一筋縄ではいきません。希少がんの一種であり患者数が少ないので、新たな治療の研究開発が難しく、患者にとって治療の選択肢が少ないというのが悩みです。また、肉腫の治療経験が多いや先生や病院に出会うことも難しく、医療サポートシステムにもさまざまな課題があるようです。そして、正しい情報に辿り着くことが難しく、患者仲間に出会う機会も限られているので、患者も家族も孤独と不安を抱えながら病気と向き合うことが多いのが現状となっています。
私(吉﨑有希絵)は、後腹膜高分化型脂肪肉腫を抱えています。2016年の罹患から約10年間、たくさんの医療者の皆さまと、たくさんの患者仲間(ご家族やご遺族含む)の皆さまに助けて頂きました。
近年は、患者会「肉腫の会たんぽぽ」の皆さまとともにPatient Advocacy(ペイシェントアドボカシー/ 患者アドボカシー/ 患者の権利擁護) の活動やPPI(Patient and Public Involvement / 患者市民参画)のイベントに参加する機会も増え、希少がんにおいて「患者の声を医療者の皆さまに届けることがいかに大切か」「患者側・医療者側が協働することがいかに大切か」を強く感じる機会が増えました。
本冊子は、第9回日本サルコーマ治療研究学会学術集会Patient Advocacy Program「話してみよう/患者の困りごと、医療者の困りごと」登壇にお声かけいただいたことをきっかけに、つくりました。
今後とも、患者と医療者のあいだに継続的な対話がもうけられ、ゆくゆくは良い変化がうまれることを願っています。本冊子がその対話の材料の一つとなれば幸いです。
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『Voices from Sarcoma Patients and Families(87人の視点からみるサルコーマの景色)』
〇編著者:吉﨑有希絵
〇執筆:肉腫と向き合いながら生きる87名
〇ページ数:280ページ
〇サイズ:A4
〇デザイン:島田耕希、小島沙織(SHIMA ART&DESIGN STUDIO) https://shimaads.com/
〇表紙などの作品:島田耕希、小島沙織(Rivotorto Pieces) https://www.instagram.com/rivotorto_pieces/
〇印刷ディレクター:平井彰(加藤文明社 / atelier gray) http://ateliergray.jp/
〇発行所:くまねこ舎(2026年2月)
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*本書は、たくさんの方のご協力のもとにつくった本です。内容を許可なしに転載するなど、著作権侵害にあたる行為の一切を禁じます。その様な行為を見つけた場合、法的な措置をとらせていただく可能性があります。
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